人物の画像加工について、
ギャップを広げずに印象を良くする
という考えをお伝えしました。
高校生新聞の記事にはもうひとつ
観光地の加工のことに触れていました。
観光地の写真と実際に見た景色の
印象が全然違って、がっかりした…
というものです。
実は画像加工って今に始まった話ではなく
コマーシャルの現場では広く使われている技術です。
この写真をご覧ください。（サントリーさんのポスターをお借りしました）
矢沢永吉さんが持っているビール。
このビールもおそらく加工です。
普通にグラスを持ったら
手がグラス越しに映ってるはずですよね？
この写真も合成です。（アサヒビールさんのポスターをお借りしました）
昔居酒屋で良くあったポスター。
この女性が持ってるビールも
ジョッキを持つ手が映ってない。
ポスターを見て、
実際にビールが来て
写真と違う！こんなに黄色じゃない！
ってがっかりした人いないでしょ？
そう！大事なのはビールの印象なんですね。
ビールの色が綺麗にはっきりと
美味しそうに見えているか
このポスターはこれが重要な
要素になってきます。
目的によって加工をするかしないか、
また、どの程度加工するのか？
というアプローチになってきます。
実際昨年紅葉の時期に撮影した
紅葉の清水寺も加工をしています。
割と強めにしてます。
なぜなら
ストックフォトとして持つためと、
HPやインスタなどでアップして、
他の写真との反応を比較する
目的もありました。
まぁ極端な例を挙げましたが、
パーソナルな写真だったら、
観光地に行ったことを自慢したかったり、
自分の写真の腕を披露したかったり、
SNSでいいねやフォロワーを稼ぎたかったり
といった目的だったら
がっつり加工写真が増えるのは必然的な気もする…
ただ、目的もなく現実とかけ離れた加工をしてしまうと、
全く別の印象として刷り込まれてしまうので、
がっかり…なんて人も出てくるかもしれません。。
写真の魅力をどこまで引き出して
誰に対してその魅力を伝えるか
見る人を意識した画像加工や修整が大事だと思います！
タマフォトでも打ち合わせ時に
写真をどんな人に見てもらいたいですか？
写真を見た人にどのような印象を持ってもらいたいですか？
など、お客さまについてのご質問をさせていただいてるのもその理由です。
すべてはあなたの魅力を伝えるために！
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